第一工業大学 社会・地域連携センター

猛暑の振動台実験を終えて(学生レポート)

活かすの活動報告

猛暑の振動台実験を終えて

建築デザイン学科/川満義貴・申吉峰

7月26日から8月14日までの3週間、私達建築デザイン学科の川満義貴、申吉峰は、卒業研究の一環として振動台実験を行うために、古田先生と神戸大学に行って参りました。

初日(7/26)は昼過ぎ神戸空港に到着し、実験のために注文した鉄骨とか加力治具などを確認し、可能な限り組み立てを実施しました。夕方、合宿場所に到着し、晩飯制作に取り掛かりました。次の日から本格的な実験が始まることを思うと不安もありましたが、私達二人はなにがあっても一生懸命頑張っていくことを決め就寝しました(涙・・・)。

次の日(7/27)からは毎日朝6:30に起床し、朝食制作・エネルギー充填を終え神戸大学まで移動しました。移動中は眠たくて我慢できず寝てしまうことも多々ありましたが、先生の運転を横にして、やはり寝てしまいました。そして、実験準備中も不慣れな作業が続き、先生の注意(喝)を受けながら作業を進めました。鉄骨や軸組みの組み立ては思ったより大変で、汗と涙を大量に流しながら実験ができる状況になりました。ここで、安全対策の重要さを学びました。

鉄骨の組立て状況

鉄骨の組立て状況

錘の組立て状況

錘の組立て状況

実験自体は、綿密な事前準備がなされており、そして、神戸大学の多大なご協力があり、あっという間に既存金物、D.I.T筋かい金物、構造用合板、筋かい釘打ち、D.I.T筋かい金物+合板、既存金物+合板、D.I.T筋かい金物クリアランスあり、パーティクルボード、ダンパーといった順番で、順調に進めることができました。

既存筋かい金物の実験をした後に、筋かいを取り換えてD.I.T筋かい金物を取り付けて実験を行いました。実験の結果JMA KOBE波(神戸地震波)を100%入力に対して既存筋かい金物は破壊に至りましたが、D.I.T筋かい金物は損傷がほとんど確認されませんでした。私達もその効果にビックリしました。実験結果等の詳細は、古田先生がまとまり次第報告するそうです。

 

既存金物

既存金物

 

D.I.T筋かい金物

D.I.T筋かい金物

 

 

明石焼き

汗だくの 実験が終わって帰ってきたら、先生から地元の名物卵焼き(明石焼き)をご馳走になりました。非常においしい料理の前に一日の疲れが吹き飛び、名物を思い切りいただきました。ビールとともに最高!!!でした・・・

大阪デビューを果たした川満

大阪デビューを果たした川満

そしてやっと迎えた初めての休日は、私達2人の大阪デビューで、電車で1時間くらいかけてプチ観光してきました。まず大阪名物の美味しいお好み焼きを食べ、腹を満たしたところで、観光スポットである道頓堀、通天閣、大阪城を回りました。さすがの観光スポットだけあって人が多く、人酔いし、初めての大阪は苦い思い出となり終わりました…。

 

 

更に一週間の地獄の実験を終え、第二週目の土日は、先生のご厚意で兵庫県神鍋高原の自然に癒される温泉付きホテルに休息に行きました。朝出発し、お昼時には山奥にひっそりたたずむ蕎麦屋さんで美味しいお蕎麦をいただきました。その後、近くの源太夫滝が有名な阿瀬渓谷に川遊びに行きましたが、肝心の滝までは車が入れず、止むを得ず歩いて行くことにしました。ところが滝までは結構距離があった為、途中の泳げそうな場所で泳ぐこととなり、私達は大はしゃぎ! 2人とも大自然の中で実験のストレスを発散しまくりました‼

泳ぎ終わってホテルに着くと早速男3人で露天風呂に入り、自然の景色を見ながらリラックスしたひと時を過ごしました。温泉から上がるとお楽しみのバイキングです。海鮮料理から山の幸まで豊富なメーニュがあり、私達の手料理から解放されたかのように、これでもかと言うくらい食べてお腹を満たしました。

山の奥に潜む蕎麦屋

山の奥に潜む蕎麦屋

ホテルのバイキング

ホテルのバイキング

 

最終週の月曜(8/8)は、公開実験です。この実験では、日本初となります熊本巨大地震の前震及び本震を入力加振し、既存の筋交い金物との比較をおこないました。既存金物は前震の70%入力で破壊に至りましたが、本制震金物は前震入力後の本震70%入力でも損傷はほとんど確認されませんでした(本震100%入力は8/10実施)。わざわざ、東京、福岡、高知など遠方からも設計事務所さんや工務店さんが足を運んで頂き、興味深く実験を観察されていました。皆さん大変興味を持たれており、私たちは、非常に貴重な実験を一から立ち合い、とてもいい経験をしているということを改めて実感しました。

公開加振状況

公開加振状況

実験後の損傷度を確認する参加者

実験後の損傷度を確認する参加者

 

8/13は実験がすべて順調にいったおかげで、予定通り撤収日となりました。最後まで気を抜かないよう気を付けながら組み立てた鉄骨や軸組みを解体しました。実験初日とは違って慣れた手付きで思った以上に早く解体することができ、午後には切り上げることができました。帰宅してからは古田先生のご自宅にて打ち上げをかねてのBBQをすることにしました! ビールで乾杯し、美味しいお肉をつまみながら実験中のハプニングや、叱られたことなど、思い出話をしながら和気あいあいとBBQを楽しみました。

打ち上げBBQ

打ち上げBBQ

 

最後の休日は、タコが釣れることで有名な合宿先(明石市)の目の前の海で、タコを狙って釣りをしてきました。すると開始30分で見事に立派なタコが釣れました。こんな(私のような)タコでもタコが釣れました。気合いを入れてその後も狙い続けましたが、その後は何も釣れず、釣れたと思えば小さいフグばかり…。釣りが飽きてきたら隣のビーチで火照った体を冷やしながらのびのびと泳いで、実験などで頑張った体の疲れを癒しました。釣れたタコは茹でて、食卓に並べ晩御飯のおかずにして3人で美味しく頂きました。

初めてのタコ釣り

初めてのタコ釣り

フグ釣り名人

フグ釣り名人

タコ料理

タコ料理

海水浴

海水浴

 

神戸最後の夜は、お寿司とオードブルを買って頂き、思い出を話し合いながら楽しい夜を過ごし、食後は神戸の夜景を目に焼き付けながら、私達2人で散歩しながら達成感の涙を・・・。

最後の晩餐

最後の晩餐

最後の夜

最後の夜

 

 

20日間の期間は長い様であっという間に終わりました。神戸での生活は大変貴重な経験となり、この経験は社会に出ても役に立つと思います。20日間充実した生活を送ることができ、実験は無事幕を閉じました。

【付録】

美味しかったもの

①「のぶちゃん」のお好み焼き
合宿先のすぐ近くにある昔からあるお好み焼き屋さんの味が最高!
②卵焼き(明石焼き)
普通の卵焼きとは違って丸くした卵焼きの中にタコが入っているタコ焼きの様な卵焼き。出汁で食べるフカフカ感が最高!
③王将の餃子
鹿児島の王将とは全く違う味で美味しかったです。

楽しかったこと
①釣り
兵庫の海で初めてタコを釣りました。
②川泳ぎ
綺麗な川で泳いで実験の疲れを癒しました。
③BBQ
全ての実験を終えて3人でBBQした美味しい肉やホタテは最高でした。

辛かったこと
①クーラー事件
朝からクーラーをつけっぱなしで先生激怒!
②助手席睡魔対策
毎朝1時かけての移動中、助手席で寝てしまうことが多々あり、その度パンチ!
③満腹なのに食べさせられる
太らせる為に毎晩食後にお菓子を食べさせられた。先生は、痩せて帰ったら親に申し訳ないと言っていましたが。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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